不動産仲介業者は物件の囲い込みではなくサービスの商品化

不動産仲介サービスをしっかりとした商品にしていくという事を以前より書いてきましたが、今後このような動きが加速していくことだと思います。

現在不動産業界では、物件の囲い込みがどうのとかの話や不動産流通機構の物件情報を広告掲載許可をもらわずにネットに掲載していいのかとかがありますが、そういった事柄も過去の体質から抜け出せない考えになってくると思います。

そもそも元付け業者が公表している物件を仲介業者がネット掲載していいとか悪いとか、そんな次元は消費者には、関係ない話であって、気に入らない業者からは買いたくないし借りたくないし、サービスの良い会社から買いたいし借りたいだけです。

どの業者に行くとどんなメリットが自分にあるかを見定められるという事が、公正な取引であり、情報の出所が一か所になったからって、消費者が解りやすく、選択肢の広がるサービスになるわけではないと思うのです。

ですから、サービスで差をつけるうべきだと思うのです。
その為にITを利用すべきだと思います。

資金計画やハウスインスペクションやエコや家具や小物などの流通商品と手を組むことや、購入後のアフターの窓口をすべて引き受けてくれることや本当に消費者目線に考えたら、物件情報をどうのこうのよりも、他にもいろいろあると思うのです。

本日お伺いした不動産会社の社長もおっしゃっていました。
『交通事故みたいな売上の上げ方はだめだ。必然でかつ安定的な売上を上げなければ。』
この様に言っていました。

いい物件狙い、物件情報の乱発では、必然で安定的な売り上げにはつながらないと思います。
やはり消費者に選ばれるサービス。物件は決まったけどあなたに仲介してもらいたいといわれるようなサービスを作るべきで、今それを作れた不動産会社はチャンスなのだと思います。

市場にあふれ帰った物件情報の広告活動は、他の業者に任せておいて、サービス開発に力を入れるべきなのだと思います。

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