不動産業界のサービス内容をPPM形式で表にしてみました。
不動産業界の方々が、今何に力を入れるべきなのか?
資金は何に投資すべきか?
これらの事を考えるきっかけになればと思います。
不動産業界が慢性的に勘違いしてしまっている現象が、集客さえあれば利益が上がるのに・・・。
と思っている現象です。
私はPPM形式の表にしてみましたが、集客がキャッシュに与える影響は少ないと見ています。むしろ作業ボリュームとしては、集客が一番大きい。キャッシュへの影響が少ないのに作業の多い分野です。
集客を強化しないとなんだか不安なのはわかるのですが、なんだか忙しいみたいだ。という安心感しか得られません。
追客は見込み客を認識するという意味では、収益に影響します。予算がある程度たちますからね。Aランクのお客様が多ければ、直近の収益は確保できると考えられるわけです。
成約は当然直接収益ですし、いちばん労力がかかりません。この分野は作業量よりも質が重要な分野です。どんな営業マンでもミスなくこなせるワークフローが重要になります。
顧客は買った後のアフターフォローや紹介客の発生が見込めるのですが、何もしようとしなければ特段労力が割かれる事はありません。必要最小限の労力と資金でクレームを防ぎ、紹介客を発生させたい分野です。
これらの分野それぞれに様々な施策がなければならないのですが、皆さまの会社ではいかがでしょうか?
この表に会社として取っているそれぞれの施策を書いてみてください。
どこかにやっていない部分があればもしくは足りていない施策があるとすれば、経営資源の再配置が必要なのかも知れません。
どうの業務を効果すべきかの参考になればと思います。