仲介業者から一戸建てを購入した方で、しばらく住んだ後に雨漏りなど問題が発生し、仲介業者に連絡したら、『うちは仲介しただけだから売主さんに連絡とってもらえますか。』 なんて対応をされた方は結構多いのではないでしょうか?
場合によっては売主まで、『どこの工務店が建てたか調べて、工務店に連絡させます』 なんて・・・。
困っているから電話しているのに、『知らねー、ほか電話しろ!』 とばかりの対応をしている会社も私の知っている限りでも少なくありません。電話口の口調はそんな話し方でないにしても、言っている事はそういう事ですし、お客様にはそう聞こえているでしょう。
売主にまで責任を工務店に転嫁され、転嫁された先の工務店に連絡したら『あなた誰?』くらいの対応をされ。
お客様は当然、怒り心頭ですが、それとともに情けなさも沸々と感じています。
『何でこんな会社から家を買ってしまったのか・・・情けない』 と。
家事態に問題がなければ、そんな対応もされずに済むし、ハッピーなのですが、問題がひとたびあった時に、よりどころがないというのはとても悲しい事です。
不動産を取り扱うプロとして、購入後こそお客様の見方になって、そのようなトラブルに全力でサポートしてほしいと思います。
お客様のかわりに、売主や工務店と折衝し、善処する方向でトラブルを解決していただきたいと思います。それだけで、仲介サービスとして十分意味があります。