最近マーケティングを語る、中小企業の経営者の方も増えてきましたので、この話をしようかと思います。
私もマーケティングに関して、専門機関で勉強し何かの資格を有しているわけではありませんが、最近マーケティングの意味を履き違えているのではないかと思う瞬間が多いので、お話しようと思いました。
マーケティングの本当の意味って知っていますか?
下記のように解釈されているのだとしたらそれは勘違いです。
集客手法、集客後の営業手法。
上記のように思われていないですか?
マーケティングの事について調べると、聞きなれない文脈と横文字で正確な認識ができない場合が多いですが簡単に言うと下記のようになります。
生活者のニーズを敏感に、かつ正義を持って感じ取り、調査、計画、企画、制作、販売活動、継続、改善を実現する効果的なプロセス(過程)を創造する事。
そしてマーケティングの目的は
企業の存続と成長。そして生活者への価値の提供です。
単に集客や営業手法にとらわれたマーケティングは、企業の存続に大きくマイナスの効果をもたらします。
そして成長も瞬間的な成長は見込めるが、継続した成長は見込めません。
真にマーケティングをするのであれば、自社の社会的意義を明確にし、生活者からの情報をまっすぐに見つめ、社会の流れに順応し、商品やサービスの改善を常に行う。
そのような行為を心掛ければ、集客・営業など、本来しなくてもいいのです。
限られたエリアで行うのであれば、強引な集客や営業活動などいりません。強引な集客や営業活動は逆にデメリットになります。
マーケティングの一部には、メディアを活用するという事も挙げられますが、それも本来、集客するためではなく、情報を正確に伝えるためにあるものです。
その情報に触れ、生活者は反応します。
確かに、きれいごとでは生きていけませんから、集客する事は大切なのですが、基本的に生活者の目線から目をそむけず、自社の社会的意義と社会との調和を真剣に考え、マーケティングをしていってください。