不動産会社のためのパソコン購入

デジコムでは、不動産会社様向けにパソコンを選定して発注し、業務に必要な設定をすべて施して、1日で業務に利用できるパソコンに仕上げるというような、パソコン納品サービスを設立当初から提供しています。

概ねDELL(デル)のパソコンを選定する場合が多いのですが、なぜかと言うと保証です。

価格も低価格で良いのですが、それ以上の魅力は3年保証。

パソコンは壊れた時にメーカー修理に出すと、保証期間が切れている場合には、結構な修理費用を請求されます。だからデルの3年保証はとってもありがたい。1万円強で3年間も保証してくれますので、ぜひ保証を付ける事をお勧めします。

パソコンってそんなに壊れるの? とお客様によく聞かれるのですが、結構壊れると思った方がよいかも知れません。

特に壊れやすいのが、ハードディスク。
ハードディスクは高価な機器ではありませんが、今まで蓄積してきたデータが入っています。
撮り貯めてきた写真やこまめに作り貯めてきた文書データが消えたとなるとかなりのダメージです。

また、修理に出すと大半のケースで購入時に初期化されて返却されます。

これが困りもので、新品状態になって帰ってくるのはいいけど、保存してあったデータはどうなったかと言うと当然消えているわけです。

メーカの務めとしてはパソコンを直す事が仕事ですから、どんなに大切なデータが入っているかなどは考えず、あっさり初期化をしてしまいますし、故障でメーカーのサポートセンターなどに連絡すると、あっさりリカバリーを進められます。ご丁寧にリカバリの仕方までメールやFAXで送ってくれるくらいです。まずはこの方法をお試しください・・・みたいな送り状を添えて・・・。

まだ、データは取り戻せるかも知れないのにそんな案内されたら、私達としては本当に(涙)です。

ですので、デジコムが納品したパソコンが壊れた時は、デジコムにご相談ください。
出来る限りの復旧努力をします。

今回もとある不動産会社様のパソコンが故障しまして、修理対応をしました。

そのお客様のパソコンは、RAID1(2台のハードディスクに同じデータを書き込む仕様)にしてあったので、1台のハードディスクは故障していたのですが、もう1台のハードディスクは故障しておらず、デルにハードディスクを郵送してもらいハードディスクを差し替えて修理完了でした。

保証期間内でしたので、ハードディスク代もかかりませんでした。

全てのパソコンがRAID1でなくてもよいのですが、ファイルサーバーくらいはRAIDで構成しておくことをお勧めします。故障しやすいハードディスクが1台故障してももう1台のハードディスクが動いていれば、業務が止まる事はありません。

しかし、RAIDはバックアップではありませんので、ファイルサーバーの場合は外付けメディアにバックアップを取っておくこともお勧めします。

完璧なバックアップを求めれば、その分だけ費用がかかってしまいますが、最低限業務が止まらない仕組みを作っておくことは、パソコン依存率が高くなった不動産業において大切なことだと思います。

バックアップのポイントは、できるだけ1か所にデータを集中させて、そのデータを外部メディアに保存することです。

RAID1構成のパソコンを用意し、ファイルサーバーとしてそこにデータを集中管理する。そのパソコンに外部メディア(外付けHDDなど)を接続し大切なデータを自動でバックアップするようにする事。

そして、パソコンを購入する時は、保証がしっかり効いているものを選択すること。

これらの事に注意して、パソコンを購入すると業務を極力止めない構成で、パソコンを購入することができます。

今回のお客様も結局業務は全く止まることなく修理対応が完了しました。

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