スポーツをビジネスを考える。

以前よりデジコムでは、私のサッカー好きもあってフットサルコートの運営をお手伝いしています。

フットサルコートなどのスポーツ施設を採算ベースに載せていくというのは結構至難の技で、施設があるから利用してくれるわけではありません。

様々なイベントやサービス内容の充実や施設のPR他、やらなければならない問題が山積みです。

スポーツって健全なイメージが強いですから、そこでお金を稼ぐという事が美徳として見られずらい存在ですが、実際に施設を運営している人やプロの選手などは、そんな事では食べていけないわけです。

自分の身を削って感動を与えてきたスポーツ選手でも、現役を退いたら何の保証もない世の中に放り出されてしまいます。

スポーツ振興がビジネスになるように世の中的にも動くことで、現役から退いた選手の活躍の場が生まれます。

スポーツは健康とも密接に関連していますし、子供の発育にも大きく影響しているはずです。

医療費にお金を費やすなら、予防線としてスポーツにお金を払っても健康促進になります。

病気になってから食事療法をするよりも、日頃から適度な運動を心がけることで様々な病気にも効果があるはずです。

その価値を世の中ももっと高く評価すべきと思います。

また、子供の発育に関しても、重要です。

家でテレビゲームをするよりも、外でサッカーや野球をしている方が発育に良い効果をもたらす事は誰もが否定しないでしょう。

しかしながら、外でサッカーや野球をする場所なんてないんです。

公園に行ったらサッカーや野球は禁止ですし、私の近所では 『静かに利用しましょう』 と言う看板が立っている公園まであります。

子供が公園で静かに何をするの?

大人の都合で子供たちの居場所を奪っているくせに、最近の子供たちはネットやゲームばかりやっている。なんて大人は言います。

居場所がなくて静かに遊ぶならそれしかないでしょ?

子供が元気でうるさく走り回るのなんて当たり前でしょ?

そんな場所すらないから、せめてスポーツ施設で子供たちが思いっきり体を動かせる場所が必要だと思うのです。

そして、プロの経験者から技術や精神を学ぶべきなのだと思います。

その為に、スポーツ施設やスポーツ選手がビジネスとして活躍できる場所が、医療や教育の一環として必要だと思います。

スポーツ施設をつくると、近隣の住人の反対運動も結構問題になるのですが、大人たちは今一度、生活の豊かさと言うものを考え直していただきたい。

反対運動の大きな理由は騒音が主ですが、何の物音もしない静まり返った町にそんなに魅力があるのか?

子供たちが元気に走り回ることすらできない、子供はすべて家の中で静かにおとなしくしている事がお利口さんなのか?

なんだかスポーツビジネスから離れた話になってしまいましたが、こういった大人の理解と言うのがスポーツの振興に最も重要なのでこのような話もしました。

大人の都合ばかり考えずに、子供たちの未来のためにも、スポーツ施設の存在を受け入れてほしいと願います。

大人たちの健康のためにも、医療費もさることながら、スポーツにも関心を持っていただきたいと願います。

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