不動産サイトでは、お問合わせいただくパターンを2種類用意しておくとよいと思います。
一番いただきたいお問い合わせは、物件のお問合わせですよね。
この物件の資料をください! と言ってこられるお客様は要求も絞り込まれていてその後の追客もしやすいです。
しかしながら、自社サイトの物件の中に気に入った物件がなかった場合、せっかくサイトに訪問していただいたのに何のアクションもなく離脱してしまいます。
そこで、もう一種類のお問合わせパターンとして、情報の問い合わせという要素を盛り込んでおくとよいと思います。
情報のお問合わせでお客様に意識させたい事は、興味・共感・期待を持っていただきたいということです。
コンテンツとしては、スペシャリストとしての情報です。
資金計画の事や土地選び、建築の事、税金の事、業者選びの事、などの情報がほしいというお問合わせをいただく為に小冊子や営業資料を作成して、資料請求をいただくようにします。
そうすると、顧客情報を入手する事ができます。
顧客情報の収集ができれば、電子メールや郵送でDMをお送りする事ができます。
郵送でお送りすれば資料請求いただいた方が購入したのか、まだそこに住んでいるかも分かります。
物件のお問合わせをいただきすぐに成果が出せそうなお客様のみを追客する方法をお一本釣りまたは狩猟型営業と考えると、情報に対するお問い合わせは、資料請求をいただいて、頻繁に情報提供を行い毎月一定数の見込み客が育ってくる農耕型営業と考えられます。
双方をバランスよく行うために、2種類のお問合わせを用意しお客様のアクションを誘導する事が、お客様主体のホームページでは必要な要素になってくると思います。
1.物件お問合わせ
2.情報のお問合わせ
皆さんお試しください。