デジコムはおかげさまで、現在江戸川区と葛飾区で150社を超える不動産会社様とお付き合いをさせていただいております。
日々お客様と接していると、販売業績の良い会社は、どのような傾向かと読み取ることが多少できます。
現在の一戸建ての不動産販売は苦戦しているようにみえます。
地価が上がり、金利が上がったが、肝心の消費者の所得が、さほど上がっていない。
地価が上がることにより投資系の物件は、少しの間動きがあり、バブル崩壊後無かったビジネスが復活したが、土地の上げ止まり感があり、投資物件も動かなくなってきた。
そして物件の仕入れが困難である事が、さらに地場業者の状況を切迫させてしまう。
バブルの時のようなインフレ状態にはならず、デフレかつ価格が上がっているという状況では、不動産分野ならずとも苦戦する状況だと感じます。
品物がなければ消費者は高くても買うのだが、品物がいっぱいあるのに高い・・・こんな状況が今起こっているように感じます。
こんな状況なのだが、消費者は不動産を買わないかというと買っている方も存在する。
消費者の中には、属性の良い人と悪い人がいると思いますが、比較的良い人が購入している。というか良い人しか買えなくなっている。そのように私にはみえます。
属性の良い人とは、どのように探し当てるのか?
属性の良い人は、世の中でもそれなりの存在であることが多く、ゆえに知り合いもたくさんいる。
そんな知り合いの方から、様々な情報を収集し、決断している傾向が強いと感じます。
ですから、チラシの反響というより紹介が多くなる。
紹介を得るという事は、そもそもお付き合いが深い方が不動産会社様に出入りしており、その方が紹介してくれる場合が多いと思います。
そう考えると既存のお客様とのコミニケーションを重視している会社。
アフターサービスを前提としてお付き合いしている会社が、今の状況の中で成果を上げている方だと感じます。
アフターサービスを前提としてお付き合いするためには、多少遠いお客様とは、コミニケーションが取りづらくなります。ゆえに徹底した地域戦略が必要になると思います。
広範囲な広告戦略よりコアな広告戦略が功を奏するというのは、私の自論ですが、そのように感じます。
コアな広告戦略と既存客からの紹介が、ここしばらくのキーワードになるのではないか。
日々お客様と接していて感じる事でした。