再度ブログの活用方法について述べていきたいと思います。
これは私のイメージでは小規模の会社、社員5名以下の企業に特に係る事だと思います。
そして今後事業拡大を目指す企業をイメージして書いています。
まず従業員5名以内の会社の社長は社長自ら売上を上げる動きをしなければいけないことが多いと思います。
そのような段階の社長は経営と営業と内部統制と社員教育を全て行っており極端に時間が足りない事がほとんどだと思います。
この段階の経営者は営業的な行動ではなく、経営及び内部統制に注力したいのだが、会社を存続するためには社長自らが営業として動かなければならないというジレンマに駆られています。
そのような時に必要な事は、経営理念と将来的ビジョンを明確にすることだと思います。
社員数が少ない段階で、理念をしっかり社員に理解させなければなりません。
社員に対して理念なんか今さら言わなくても解ってるでしょ・・・。みたいなスタンスは望ましくないと思います。
その為にはそもそも社長自らが理念を持っている事が必要です。
もし理念が漠然としていたら10カ条くらいの理念を考えてみてください。
以前からブログの重要性について述べてきましたが、ここからがブログの活用方法です。前述しましたように小規模会社の社長は、極端に時間がありません。ですから、今後のネット活用において重要なブログを書いてくださいと私がお願いしても社長は書いてくれません。
そもそもブログを書く時間がないのだと思います。
そんなことしてるくらいだったらほかにやることがいっぱいある。と思われると思います。
そこで、私からのご提案なのですが、理念に基づいた題材で、社員にブログの下書きを書いてもらうという事をお勧めいたします。
社員が企業理念をしっかりと理解しているかどうかが判断できますし、そこを社員が理解しているという事は、今後の経営の舵取りをしていく上で重要な要素です。
その文章を見直して訂正するくらいの時間であれば、経営者もブログを継続することができるかも知れません。
そして、企業理念をしっかりと理解した、集団へと育成されていくのではないかと思います。
今回の題材をまとめると、企業理念と将来ビジョンの社内認識及び確立に有効なブログ活用という事をお伝えしました。
そして、そんな企業理念が脈々と書かれたブログには、お客様も感銘を受けると思います