手離れが悪い仕事

ビジネスではよくこんな会話を耳にします。

御社は手離れが良い仕事でいいねー

そんな会話がたまに聞かれるのですが、私は手離れの良い仕事は全然良くないと思います。
手離れが良いということは、お客様との関係性が切れる事を意味し、そのことは、常にまったく関係ない新規のお客様を追いかけなければいけないという事を意味していると感じます。
よく言われるのが、紹介が一番固い!なんて言われますが、手離れの良い仕事をしたお客様から紹介はいただけるのであろうか?
接点がないのにこちらの事を思い出してもらえるであろうか?
そう感じます。
何かを販売したら、その先が一番大切で、購入前もそこをお客様は気にされると思います。
先日とある不動産業者様から大切なことを教えていただきました。
アフターサービスって何かありますか?と私が質問した時に、アフターサービスという自社での商材はありませんが、節目節目にお客様へご挨拶に行きます。
それを聞いたとき、それこそが、アフターサービスだ!(契約後のお付き合いだ!)と感じました。
アフターサービスというような確固たる仕組みや商材がなかったとしても、豆にごあいさつする事、そのものが、最高のアフターサービスなのだ。そう感じました。
ご挨拶をした時に、良かった事、悪かったこと、様々言われると思いますが、それらを謙虚に受け止め、改善するべく努力する姿勢が、次なる顧客を紹介していただける事につながるのだと思いました。
膨大な広告費より、固い1件の集客が可能になるのだと感じました。

私は、手離れの悪い仕事を今後もしていきたいと思います。

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