本格的に新年度がスタートして、私の子供たちも1学年づつ上がりました。
きっと新しいことばかりで不安なこともたくさんあるのだと思います。
思えば1年前、小学1年生になった長男は、学校に一人で行くことができず、毎日学校までついて行ってあげて、時には教室までついて行ってあげたこともありました。
今では、当時よりもサッカーが上手になり、走るのも早くなり、色々なことに自信が持てて、学校に行くことが楽しくなっているようです。
これも長男が毎日努力した結果なのだと思います。
子供のころは、このようなリセットがたくさんありました。
保育園や幼稚園から小学校に上がるときや小学校から中学校に上がるときなど、今までの友達や環境とさよならし、新しいスタートを切っていました。
学生から社会人になる方も新しいスタートだと思います。
そして社会人となり数十年たった私は、当時のような緊張感のある新しいスタートは、年度末に必ず訪れてはくれなくなりました。
否応なしに変えられてしまう環境は与えられません。
確かな毎日の積み重ねから、自らときめくことが大切になりました。
社会人になると、自らリセットを掛けないと強制的にリセットがかかる制度はありません。
マンネリ化しようと思えば、どこまでもマンネリ化できます。
ステージアップするために、ひとたび捨てなければならないこともあるのだと思います。
ただ、捨てたと思っていたことが、思い返せば大切な経験や思い出になるのだと思います。