工務店様は、できたものを売る商売ではなく、そもそもないものを設計し、仕入し、施工しなければならないので、集客や営業が大変です。
お客様に自社の何を伝えれば、問い合わせしてくれるのか、現場見学会に来てくれるのか?
これを日々苦慮して考えておられます。
ここで一つ、非常にシンプルな法則をご紹介いたします。
ホームページにかかわらず、チラシなども同じ事が言えますが、注文時に明確な商品完成物がない商材の場合、価格を載せた方がお客様の気持ちに触れやすいです。
注文建築などは特に、価格が見えません。
同じもので同じ仕様で、同じ広さで建てたとしても、A工務店とB工務店の価格は違います。
ですから、消費者は何坪でいくらで建てられるのか? が、ざっくりと知りたいわけです。
技術や仕様や心意気を伝えても、ホームページやチラシを見ている段階のお客様はほとんどその記事を見ていないのです。
何坪でいくらか?
ここが最初に自分とマッチしていないと、そもそも土俵にものらない。
安く掲載するという意味ではありません。
明確にすると言う事です。
どのくらいのステータスの建物がいくらかは、施工事例を見れば解ります。
商品ページをしっかりと作り、価格を掲載する。
施工事例で自社がどのような建物を作れるかを見ていただく。
このフィーリングが合えば、資料請求なり現場見学会なり、工務店側が用意した営業フックにお客様は反応します。
いくらかかるのかを掲載するためには、自社の商品を創る必要があります。
標準プランの建物仕様を作成し、それを建てるにはいくらで建てられるのかをしっかりと掲載する事が、工務店のWEBサイト設計のポイントです。