工務店サイトの制作をデジコムでは手掛けておりますが、最近の傾向と対策を若干お話します。
どの工務店サイトも問題視している点が、商圏エリア内のセッションが少ないということです。
この解決策には依然触れたことがあります。
もう一つの問題点としてよく見かけるのが、問い合わせまでの導線がない。ということが挙げられます。
TOPページにてんこ盛りにリンクがありそれを全部見ないと何を言わんとしているのかが理解できないホームページが多く存在する一方、工務店サイトの平均ページビューは大半の会社が4~5ページビューです。
数少ない地域の訪問者のセッションのうち、深く読み込んでくれる訪問者のみが問い合わせにつながる可能性があるとなると、かなり少数の人間にしぼられてしまいます。
ですので、工務店サイトは導線を作るということが望ましいと感じます。
その上でたくさんページを見てくれる人がいればなおいいです。
まずは、新築したいのかリフォームしたいのか、土地から探しているのか、収益物件の建築をしたいのか、これらのニーズをお客様が選択しやすいサイト構成にし、そのための商品ページを用意するということが大切です。
そして、商品ページの閲覧から問い合わせまでを4~5ページ位のページ閲覧数で問い合わせまで導けるサイト構成にしたいところです。
また問い合わせのフックには、ほしいと思えるものや行きたいと感じるイベントを用意する必要があります。
これらのコンテンツが明確な導線によって確保できているホームページを制作することが望ましいと感じます。
エモーショナルな表現で終始してしまっているサイトも多く見かけますが、基本的に工務店はものづくりですから、品質を一番にわかりやすく伝えるべきだと感じます。
その表現の一部に感情に訴える部分が、あってもよいかと感じます。
更にファン化していく過程の中で、少しずつ感情にうったえかける。実際にお会いした時にエモーショナルな演出を心がける。
このようなステップがトータルに描ける工務店サイトの制作が望ましいと思います。