久しぶりにNECパソコン相手に格闘しました。
NECなどの国内メーカー製パソコンは最近めっきり企業の利用者がめっきり減ったので、私たちもあまり修理実績がありません。
とはいえ、同じパソコンですから修理は可能ですが、国産メーカーのパソコンは癖があってどうにもやりずらい・・・。
リカバリーもDtoD(Drive To Drive)という方式のものが主流になっており、Dドライブにリカバリー情報があり、そこからリカバリーするというものが多いです。
今回は、このDtoDにはまりました・・・。
正直言ってなんて不親切な仕組みなんだろうと思わずにはいられません。
主要なファイルをバックアップして、リカバリー作業に入ったのですが、リカバリーを完了できませんでした。途中でエラーになってしまうのです。
Dドライブにあるリカバリー用のリストアイメージがそもそも壊れているのです・・・。
その場合どうすればよいかというと・・・『メーカーからリカバリーディスクを買ってください』です。
そもそもメーカーは、自分たちのコスト削減や労力削減のためにDドライブにリカバリーファイルを勝手に設定しておいて、なおかつリカバリーできない場合はリカバリーディスクを『買ってください』って。
こんな販売方法ですから、DELLにシェアをめいいっぱい持ってかれて当然です。
DELLはリカバリーCDは付いてきますし、3年間のオンサイト保証に入れば、パソコン購入金額を限度に修理代金を保証してくれると共に、修理に来てもくれるのです。
※注意:バックアップ処理や現状復旧はしてくれません。
DELLこのようなパソコンを利用するためには最低必要な条件は揃えてくれています。
国産メーカーはコンシューマー向けのパソコン生産にシフトしていますが、素人だからって馬鹿にするにも程がある。という内容です。
メーカーの都合で、不要なソフトを山ほどインストールし、付加価値をつけているように見せかけ、単価を釣り上げている割には、メモリーやCPUをケチり、そもそも不要なソフトを動かすのもままならないようなスペックで生産し販売している精神がおかしい!
企業様で利用するPCは国産メーカーのPCはお勧めいたしません。
私も日本人ですから国産メーカーを推したいですが、ひどいものはひどいと言わざるをえません。
国産PCメーカーさん。もっと頑張ってください。
そして、すでに国産メーカーのPCを利用している方はなるべく保証期間内にリカバリーディスクを作成しておくことをお勧めします。
保証期間が終了し、メーカーにリカバリーを依頼すると、NECで5万円ほどかかるようです。
今回ドハマリしたNECパソコンは、リカバリーディスクを購入している時間もありませんでしたので、XPの製品版をインストールしドライバーを自分で探して設定完了しました。
余計なソフトもなく、快適なパソコンに生まれ変わりました。
今後国産PCの修理には、デジコムも気をつけたいと思います。