私は、集客活動は総合力だと思っています。
『集客には〇〇がいいみたいだ』 なんてメディア比較している方を多く見受けますが、それはたぶん他社の成功話を聞いてそう言っている方が多いと思います。
しかし、ポイントはそこでは無いように私は思います。
『どこどこの業者はネット反響がいいみたいだ』
『どこどこの業者は現地引きしかやっていないようだ』
こんなうわさを聞くと、そればっかりやって 『おかしいな・・・効果がない・・・』 なんてことが起こります。
この違いを戦略的に埋めて、成功の原因と理由を探る必要があります。
『たまたま、やってみたら効果が出た』 という理屈ではなく、『やっぱりこれで効果が出たか!』という理屈にしなければなりません。
また、その理屈もいつまでも使えるものではないことも理解しなくてはいけません。
時代のニーズに合わせて変化させなければなりません。
端的に申しますと表題のとおり、集客は総合力です。
・ホームページだけ更新していれば集客できるものでもない。
・現地引きだけ毎週やっていれば集客できるわけでもない。
総合力には、下記の3つがあります。
1.企業力
2.商品力
3.販売力
以上です。
不動産業者様が日々ああでもない、こおでもない。と語られているのは 『3.販売力』 です。
メディアをどのように利用すれば、効果的に集客できるか?という部分です。
しかし、販売力だけでは商品は売れません。
企業の信頼、商品の信頼が販売戦略と同じように改善されニーズを拾い上げていくと集客できると思います。
3点が改善されるとメディアに『力』が出てきます。
『毎日物件が更新されるホームページ』 とメディアに歌いたければホームページの物件を毎日更新しなければなりません。
ですが、毎日更新していないから 『当社のホームページへアクセス!』 というような中途半端なキャッチフレーズになってしまいます。
これらは企業力が影響して、自信のなさが表に出てしまうパターンです。
物件の良いところが見つからず、『たぶん売れないだろうな』 と思いながら広告掲載した物件は売れません。売れることもあるかも知れませんがそれは、たまたま売れたのであり実力で売ったわけではありません。
物件の良い部分を見つけ、特徴を活かし販売活動に活かす。これは仲介業者であれば商品力に影響してくる内容です。
仲介業者は、不動産を仲介することが商品となります。
要はサービスが商品なのですから、サービスを向上しなければ商品力は向上しません。
それらサービス力の向上をせずにメディアの力ばかりに頼っていても、集客はできないということだと思います。
そしてメディアも総合的な考え方が大事です。
現地引きが好調だからと言って、ホームページ掲載を怠ってしまったら現地の集客も減ります。現地に来る人のほどんどがその不動産会社のホームページを確認するからです。
ホームページが好調だからと言って、紙媒体をすべてやめてしまうのもいけません。
折り込みチラシはやめたにしても、月刊誌を毎月定期的に発行したり、反響があったお客様に提供できる資料を作成したり、と紙媒体が担う役割は大きいです。
書き出したらきりがないくらいありますが、これら上記に書いたことが総合的に行われ改善されると集客ができると思います。
その時当たっている広告媒体だけに目を奪われることなく、総合的に3つの事項を改善していってください。