私は社員の加藤と高橋に常に言う事があります。
『相手の相手を見て仕事してください』
という事です。
私たちにとって第一の相手とは不動産業や建設業者様です。
しかし、そこを見て仕事をしてしまうとロクな仕事はできません。
不動産・建設業の方の言う通りに作業をこなすという事が仕事のメインになってしまいます。
そうすると既存のビジネス以上に発展した発想ができなくなり、常に不満を抱えた仕事が進行されてしまうのが目に見えています。
自分はもっとこうしたいのに・・・こんな仕事しかできない・・・。
こんな不満が社内に充満します。
それは、仕事をいただいている人間に問題があります。
そういった仕事のとらえ方をしているので、そのような仕事しか来ないという事です。
私たちにとって第二の相手とは、住宅を購入したり、住宅を売却したり、借りたり、貸したりする方です。
ようするに、不動産業や建設業者様のお客様です。
私たちが、相手の相手(不動産業者様のお客様)を見て仕事をすると、仕事内容が変わってきます。
何かの仕事をする時に、『これでいいのか?』 と考えるようになります。
そうして出来上がっていく仕事には、自分の気持ちが込められやる気が起こります。
失敗した時の悔しさも違います。
成功した時の喜びも違います。
不動産業や建設業の方にも相手の相手はいると思います。
今目の前でお話ししている人は、誰のために今住宅を購入もしくは借りようとしているのか?
それを考えることにより、最善の提案ができると思います。
自分の目の前にいる、30代の住宅を買いたいと言っている夫婦が大切に思う人は誰なのか?
自分の目の前にいる、社会人1年生の一人暮らしするためのアパートを探している若者が大切に思う人は誰なのか?
そんな人たちを見ながら、提案していけばいい仕事ができると思います。
『相手の相手を見る』
大切な事だと思います。