中小企業の経営者様は、自社の社員にオールマイティーを求めてしまう傾向があります。
経営者の分身を育てようとしてしまうのでしょうか。
しかし、オールマイティーの人間を育てようと思っても結局経営者の分身にはなりえません。
もし、経営者の分身のような存在になったとしたら・・・その人は独立して会社を去るでしょう。
企業の大小問わず、社員教育として必要な事は、スペシャリストを育てることだと思います。
何でも幅広く知っているのは経営者だけで十分です。自分の分身を作っても経営者本人の仕事量が減るわけではありません。
それよりも、経営者も知らないくらい専門分野に特化して覚えてもらい、その分野のことはその担当社員に聞いた方が良い。という組織にしていくことが有効だと思います。
経営者は担当社員の知識と能力に嫉妬しないでくださいね・・・。(;一_一)
私は企業の社員様に一人一人ブログを開設してください。と提案していますが、テキトーに書くのではなく、テーマを決めて書く事をお勧めしています。
あなたは、ローンや資金計画について
あなたは、建築やデザインについて
あなたは、宅建業法や民法について
など、テーマを決めてスペシャリストを育てれば、その人に聞けばいいので経営も楽です。
そしてブログも絶大な効果を発揮するでしょう。
オールマイティーではなく、スペシャリストへ。
今、中小企業にとって大切な経営戦略だと思います。