日本の人口は、2005年から減少しています。
今後さらに減少傾向は続き、2050年には現在の日本の1/3の人口が減少するそうです。
さらに輪をかけて少子高齢化が進んでいきます。
この波は、どうにも止めることができない現実です。
上記図を参照して分かるように2015年あたりから急激に人口減少が始まります。
労働人口の急激な減少はすでに始まっています。
さて、そんな現実を見つめながら、この先中小企業はどのような戦略で経営に取り組むべきなのか。ここについて触れていこうと思います。
ポイントは2つ
・人口減少による需要の低迷
・労働人口減少による労働力不足
上記問題に対して中小企業はどのように向き合うべきなのか。
シェアの拡大によって生き残るすべは、難しい事は明らかです。新規顧客の獲得は今より一層難しくなります。
加えて労働人口の低下で、多角化またはグローバル化を計ろうと思っても労働力確保が難しくなります。
しかし、悲観する要因ばかりでもありません。
中小企業のメリットは、そもそも膨大なシェアを必要としない。という点があります。そこに中小企業の勝機があります。
ポイント
・新規顧客獲得のビジネスモデルから、生涯顧客化ビジネスモデルへのシフト
・労働力1人当たりの生産力向上(効率化)
上記を強化し2015年の急激な人口減少に備えることが、『今』やるべき経営戦略だと思います。
2015年、急速な人口減少が始まったとき、新規顧客を獲得することはさらに至難の技になります。ですから、お客様と関係性を深め、リピートまたは紹介で成り立つサービス品質の向上が急務です。
そして、業務効率を向上し、少人数でもサービス品質が低下しない仕組みを作る必要があります。
2015年・・・あと7年あります。もしくは7年しかありません。
市場縮小時代の不動産経営において必要な事は、
お客様との絆を深める。
幸せなライフスタイルをプロデュースする
生産力・業務効率の向上
これらに本気で取り組み、7年間の戦略を立てることが重要だと思います。