会社全体の改善を行う場合に、トップダウン改善とボトムアップ改善があります。
トップダウン改善とは、目標や理念・戦術や戦略を決定しそれに則して、実行していくという方法です。
ボトムアップ改善とは、小さな部分から改善していき大きな目標へ近づかせる方法です。
デジコムで業務改善を行う際に、上記2つのアプローチを両方行うのですが、実績として、理念・目標を掲げても従業員のモチベーションを上げることができず、全社的にその目標に近づいていかない場合がある。
その場合、社長が理念・目標を心底思っておらず、現実性に乏しくなることが多い。
しかしながら、従業員のモチベーションを上げなければならない。
そういった現状の時に、ボトムアップ改善の方がより効果的である。
本当に小さなところからで構わないので、日々少しづつ改善することが、社員のモチベーションをアップさせる事が実績として分かりました。
その小さい改善方法もどのようにして改善していくべきか、わからない場合が多いので、他社がどのような改善をしているのかをネットなどで調べ真似することで、改善方法は理解できます。
あとは、改善項目の定着です。
まずは改善項目を残しておくデータベースを作ること。
次に改善項目に対して、評価すること。
次に評価に応じて、報酬を出すこと。
こういった小さな改善の積み重ねが、ボトムアップの改善へとつながり、社長の知らないところでも、いろいろな事が改善され、社員も便利になって、さらに報酬までもらえるわけなので、さらに改善するモチベーションへとつながる。
ボトムアップとトップダウン、両方試して今現状でベストな選択ができるよう、私も今後勉強を重ね皆様のお役になりたいと思います。