物件調査のポイント【不動産マーケティング】

私のような異業種の人間が、不動産業界の事を時には生意気な言い回しで語っていると思いますが、皆様ご勘弁いただければと思います。
本ブログは、当社の企画の一端でもあります。
企画は、おおむね仮説から入ります。

たとえば:
不動産業者様が求めているものは、集客であろう ↓

集客はホームページより、紙媒体にお金を投資している確率が高い ↓

従来の方法から新しい方法へシフトしないのはなぜか? ↓

ホームページの露出度を高める方法や問合せ誘導の方法、問い合わせに対するアプローチ方法がわからないからか? ↓

アクセス解析やメールを利用した育客をしていない可能性が高い ↓

解析、アプローチ、顧客管理をパッケージにした商品のニーズがありそうだ ↓

営業プロセス改善パッケージを作ってみよう!

とまあこんな感じで企画が決まっていきます。

不動産業の物件調査も同じようなことが言えると思います。

例えば、駅から徒歩15分の3480万円の建売住宅を物件調査したとします。

駅から遠いことのデメリットを感じない人はどういう人か? ↓

職人さんとか、個人事業者ではないか ↓

年収は、500万円くらい、奥さんが共働きで収入合算は見込めそうだ ↓

駐車場はワンボックスを2台置けるくらいのスペースはある。この層に有効なキーワードだ ↓

職人さんや個人事業者の家庭は、奥様より旦那様の意見が強そうだ ↓

車庫を1台分潰して、旦那の趣味に活かせる、物置やバイク置場、園芸や家庭菜園などを作る提案はどうだろう。結構まめな職人さんや自営業者の人が、駅から遠くてもいいから、自分のスペースが欲しいと思っているのでは? ↓

この物件のイメージは、奥様の夢と旦那様のこだわりを満たす、新家族空間! にしよう。 ↓

そんな感じでイメージをふくらませて、物件の調査を行うと、ホームページや広告が、いつもと違った説得力を生むと思います。
実際は、ただ敷地が多少広いだけでも、そこから仮説を組んでいくことが重要です。

その物件を買う人は、いったいどんな生活を送るのだろう。
そんな風に考えて、物件調査をしていけば、まさにそんな人が購入しに来るのではないかと、感じてしまいます。

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