日常常務とはそもそも何をしているのであろうか?
私の自論では、日常業務とは、情報のインプットとアウトプットです。
企業の目標や理念に沿ってどんな情報をインプットするか、インプットする方法はなにか、インプットした情報の保管方法は?。
このようなことがすでに確立されている企業は、社員教育がうまく機能します。
企業に属して間もない社員は、基本的に知識不足ですから、情報のインプットと情報を利用しやすい方法で、保管する事に注力すべきです。
今度は、インプットしてもアウトプットしなければ、企画、開発、商品化、販売活動を効果的に行うアクションにつながりません。
アクションの決定は、だいたいそのプロジェクトの上長が行いますから、マネージャークラスの方がアウトプットについて常に考えている必要があります。
部下が効果的に保管している情報を企業の目的に合った内容と方法で、ターゲットに対してアウトプットする作業です。
そこで、自分が企業にとって、どのスタンスの人間なのかを分析する必要があります。
長く所属しているからと言って、インプットが足りているとは限りません。
入社して間もないから知識を持っていないとも限りません。実は企業にとってアウトプットしてもらいたい情報がたくさんある方もいます。
上記のように企業の日常業務とは、情報のインプットとアウトプットが主体ですから、効果的に行える方法と各企業内に属する社員立場ごとに必要な情報を利用しやすい体系に整えるという事が、日常業務だと私は思っています。
日常業務は、足下の作業です。足下が固まれば、遠くの目標が見やすくなります。
皆さん日常業務をスムーズに行いましょう。