見えざる大家族化へのアプローチ

人口減少はすでに始まっているが、世帯数は2015年まで増加するといわれている。

単身世帯や核家族が世帯数の増加を促しているわけだが、単身世代や核家族の選択肢として、実家の近くに住むという傾向が増加しているらしい。

私もそうですが、嫁の実家のすぐそばに住んでいます。

これが実にありがたい環境で、子供の面倒を見ていただいたり、たまに実家で食事させて頂いたり、駐車場に車を置かせて頂いたりと、生活的にも経済的にも非常に助かり感謝しています。

それでも同居ではなく、私は私でマンションを購入して住んでいます。
嫁の実家までの距離は直線で100mありません。バルコニーからは嫁の実家が見えて、大きな声を出せば話も通じるかもしれない距離です。

このような環境を選択する若者や新婚さんが増えているのだとか。
ただし、このような環境が便利であることに気づいていない人も結構いるのではないかとも感じる。

勤務地からの利便性や街のステータスを重視した新居の選択で両親との距離をさほど意識していない人も多くいるように思えるがしかし、このような方の希望条件は意外と厳しく、条件に合う物件を探してあげるのに大変だったりもする。

その選択肢の一つとして、新婚さんなら双方の親御さんの住所を聞いておくというのは良いかもしれない。
自分たちの希望条件に合った物件が見つからずに時が過ぎている場合、親御さんの自宅に近い物件を提案してみる。そうすると、親御さんもうれしいだろうし、子育てや経済的な恩恵なども受けられ、しかも同居ではないという、とても理想的な暮らしが可能になる。
この場合、近くの賃貸というより購入することが優先される可能性が高い。
なぜなら、賃貸の場合同居をすぐに検討できるが、購入の場合そう簡単には同居という話にはなりずらい。どうしても同居という話になったとしても、購入した物件は貸してしまえば家賃収入で住宅ローンは返済できてしまう。
そして、近くに住むなら購入時の資金援助を親御さんから得られるかもしれない。

物件購入の選択肢として親御さんの近隣物件というのは、新たな選択肢として重要になるかもしれない。
お客様の条件をヒアリングする際に、親御さんの住所をそれとなく聞いておくこと良いのではないか。

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