オリンピックの服装や国家的にみたら大したことないお金の国会集中審議。
最近は叩けるところがあったら叩きたい。と多くの人が思っているようで、それを良い事とは思わない国民も傍観している。
一見避難されてしまう事をしてしまった人を責めるのではなく、正義があるのなら卑下せずに自分の意見を堂々と言えば良いのに、不利な人間をいじめるような言動ばかりで呆れる。
正直私の子供たちがもう少し物心がついて、現在の大人たちの言動が耳に入ってくる事にとても違和感を感じる。
誰かをダメと卑下し、自分を正当化する手段ばかりを見ていたら、努力しなくなってしまうのではないかと、頭を使わなくなってしまうのではないかと、これらの事が政策的にも教育的にも実行されていたらと考えると恐ろしくなる。
小さな失敗を恐れていたら何も出来なくなってしまう。
世の中のほとんどの事柄が失敗で成り立っているのに、失敗したらけちょんけちょんにたたかれていたら、誰もチャレンジなんてしなくなってしまう。
オリンピックに出たら必ず金メダルが取れれば世話はない。
先日テレビで、石原都知事が、オリンピック選手は国家を背負って戦ってこい、負けたらムチ打ちくらいの覚悟で戦ってこなければいけないなんて言ってましたが、石原都知事は東京オリンピック誘致で負けてムチ打ちにはなっていない。
そればかりか、不正だと罵り世界に敵を増やしている。本当に不正であったとしても罵れば解決するものではない。
オリンピック選手でも政治家でも、一般の国民でも、自分の為に命がけで頑張った結果、人々の心に残り、それで結果がついてくればなおいいという事だと私は思います。
努力する事、失敗をする事を恐れず進める世の中の方が進歩すると感じる。
恐れず進む人々は、その先が失敗でも成功でもやり遂げる。
そんな空気を一人一人が世の中に流していくことが必要と感じます。