武笠ガーデン視察の時に、住宅生産性研究会の戸谷理事長がいっていました。
土地は土地だけなら負債だ。
土地の上に、建物など価値を載せて初めて利が回る。
そのようにおっしゃっていて、その通りだと思いました。
私は、今まで土地そのものに価値があると勘違いしていましたが、言われてみれば持っているだけでは儲かるわけでもなく、税金を取られるだけのただの負債です。
3000坪持っていても、固定資産税を支払うために、または現金を作り出すために毎年100坪つづ打っていたら30年で地主ではなくなってしまう。
3000坪で、どのような利回りをさせるかという事が地主としては、資産運用計画として重要になります。
その為には土地の上に建物や施設を建設し、長きにわたって地主として居続けられる提案を不動産業界はしなければならないのだと思います。
地主に限らず、一度お付き合いした土地オーナーの資産をどのようにして増加させるか。
不動産業界は、地域のステータスを向上させる為の役割はまだまだあると感じます。