近頃、創造力の源ってなんなんだろう? って考えたりする。
デジコムはIT会社ですが、私の仕事は創造しカタチにする方法を考える事にシフトしてきています。
どんな街に住みたいか?
どんな街なら素敵な街か?
そんな事を考えながら企画していると、不動産や建築会社様向けのアイデアがひらめいたりします。
よく芸術家は、幼少期に素晴らしい景色の中で育った人が多いと言います。
それは、景色がもたらす感性とともに、その場所が好きだという愛郷心から想像されるものなのではないかと思います。
その場所やその場所で感じられる感覚を残したいと思うからなのではと・・・。
街をカタチ造るものとして、景色、建物、人、食べ物、自然、産業、などがあります。
一つ一つを愛し、興味を持った時、愛すべき故郷となり、故郷の為に創造力を働かせ、それを実現させることでまた、産業が生まれてくるのだと思います。
景色、建物、人、産業、これらを担う不動産業、建築業の街への役割というのは、とても大きいと感じます。
故郷を愛する気持ちが強くなれば、どうでもいい建物を安く売ればいいという様な会社は、地元からいなくなるのではないかと思います。
今の時代、競争力を持つために価格を安くするというのはやむ負えない選択かもしれません。
しかしながら、安くなければ売れないわけでも無いと思います。
故郷を愛し、創造力を働かせれはきっとアイデアは出てくるのだと思います。
そんな一歩進んだ不動産・建築業が増えてくるといいなと思います。