「the SOHO」はクリエイターをターゲットにした、賃貸オフィス+居住スペース。
完成前の一般公開イベントを見学してきました。
中村貞裕氏(ブランディングプロデューサー)、片山正通氏(建築デザインディレクション、インテリアデザイン)によるトークライブです。
トークの内容はほぼサイトに書いてる通りですが、施工途中の空間でのプレゼンテーションは不思議な空間を演出してすこし斬新でした。
このプロジェクトは、クリエイターたちに理想の空間を提供して青海で、
世界にカルチャーを発信できるような、
まさに「カルチャーエリア」作り出そうというのがコンセプト。
居住スペース、個々のオフィスを最小限に抑え、
ラウンジ、書籍エリア、バー、レストラン、フィットネスルームなどの共有スペースを充実させています。
さらに、屋上露天風呂まで!!
こういった空間でそれぞれの個性がミックスされ新しいなにかが生まれるのでしょうか?
デザインコンセプトは「ポップなヤンキーの学ラン」
外壁は色や素材に制限があるようで、色の分布比率まで決められていたそうです。
「外側はモノトーンで重厚にしなきゃだから、内側ヤンキーの学ランの裏地の刺繍ように派手に遊びたい」
そのため、内装は思う存分カラフルに!
通路は10数色でモザイク状に塗装されています。
このばらつき具合を決めるにも結構悩まされたとのこと。
また、蜷川実花の 花の写真を壁紙にあしらったり、とても華やかです。
居住スペース
今回は2部屋見学可能でした。
共有スペースの充実が売りなので個室はホテルの部屋程度で十分。これはNYのハドソンホテルに倣っています。
おもしろかったのが、「30代男の隠れ家」をコンセプトにした部屋。
窓からは桟橋、船が見える5Fの部屋です。
私が内覧している間に入ってきた女性6人がすべて、「この部屋に住みたい」と言っていたこと。 なるほど独身男にとってはキラーアイテムになりそうです。
プロジェクトメンバー
- ブランディングプロデュース 中村貞裕 SADAHIRO NAKAMURA
- 建築デザインディレクション&インテリアデザイン 片山 正通 MASAMICHI KATAYAMA
- ロゴデザイン グルーヴィジョンズ GROOVISIONS
- ミュージックプロデューサー 藤原ヒロシ HIROSHI FUJIWARA
- コスチュームデザイン 森本容子 YOCO MORIMOTO
- ホスピタリティ マネジメント 岡田 光 HIKARU PATRICK OKADA
- ブックディレクション 幅 允孝 YOSHITAKA HABA
- アートクリエイター 蜷川 美花 MIKA NINAGAWA
建物のデザインと眺望は最高でした。
今後のイベントに期待してみます。
今回見学できたのは、
1F ART WORK(ラウンジ)
2F FLEXIBLE SOHO(今回のトークライブ会場)
居住スペース2部屋
RF SKY TERRACE(屋上)
【参考】『the SOHO』