いつも考えさせられるのは、不動産会社の孤立化です。
10年前私が不動産業界向けにCAD販売を行っていたころは、不動産業界は見事に協働していました。
物件を持ち寄り、助け合いながらビジネスが成り立っていました。
今でもそうでなくなったわけではないのですが、協働よりも競争の意識の方が強くなっているのは、何となく感じます。
限られた葛飾区や江戸川区の家さがしユーザーをどの不動産会社が結局契約するのか?これも大切な競争ですし、切磋琢磨なのですが、葛飾区や江戸川区以外のエリアからの人口流入がないと限られたユーザーの取り合いが激化します。
葛飾区・江戸川区以外の人口流入を促進するためには、葛飾や江戸川の良さをPRしていかなければなりませんし、全体的な都市計画や建築もクオリティーを上げなければなりません。
その為には、1社が頑張って葛飾区を良くしよう!葛飾区外の方からも注目される分譲を開発しよう!と頑張っても広く世の中に伝えることができません。
当然のように切磋琢磨しつつ、協働という動きもこれからさらに大切になってくるのだと感じます。
『みんなで、エリアを良くしていく』
そうすれば、限りあるパイが広がり、結果エリアの不動産業も潤うのではないかと感じます。
競争ではなく、協働へ。
誰もが愛している自分の街をみんなで良くしていきたいです。