先日工務店新聞を読んでいたら、こんなことが書いてありました。
『売り方よりも売り物を考える』
ごもっとも!という感じでした。
この言葉は200年住宅を絡めた記事のキャッチコピーでしたが、マーケティング的にも同様のことがいえます。
売り方ばかり考えていても、売り物がしっかりしていないと集客はできますが、業績は良くなりません。逆に信頼を損ね企業の寿命を縮めてしまうことにもなりかねません。
逆に売り物がしっかりしていれば、売り方を考えるのは難しくありません。
そして、戦略的に販売活動をしても信頼を損ねることはありません。
売り物がしっかりしていないのに、売り方を強化していくと歪みが出てきます。
その歪みの帳尻を合わせるために無駄な労力を使います。
売り物がしっかりしている会社は、売り方を考えるときに無駄がないということがいえます。
売り方よりも売り物を考える。
当たり前のようで、インパクトのある言葉でした。