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建築業から学ぶ不動産業のあり方

住宅販売というと不動産業という印象がありますが、今やそうでもないようです。

最近の建築業で特に自社で注文住宅を受注している会社は、商品作りから販売戦略まで、学ぶべき部分が山積みです。

不動産業界の中だけで考えてしまうと、手詰まり感が否めませんが、すでに手詰まり感をしこたま感じた建築業は、次なる道を見つけています。

従来の建築業界は、早く・安く・出来るだけたくさん造る、ということを目指して事業を行っていましたが、現在の建築業界は、お客様のペースで、適正な価格で、身の丈に合った棟数を造る、という事業スタンスへシフトしてきています。

顧客をまっすぐに見つめたらこのような答えになったのだと思います。

最近の建築業界では現場見学会や勉強会などを開催する会社が多くいらっしゃいますが、不動産業から見たら信じられないような光景が広がっています。

現場見学会をするたびに、土・日2日間で50組もの来客があります。

50組来客しますが、セールスは一切しません。

それでも小さな工務店が年間10棟以上の注文住宅を手掛けています。
売り込んでないのにお客様からお願いしますと言ってきます。

50組来客しますが、すべての方が初めての来場ではありません。

何回も見学会や勉強会にいらっしゃるようです。

そうしている間に、『またお会いしましたね』 ということが多々出てきます。

でも、決して売り込みません。

ただ、どのように動き出すべきかは、見学会や勉強会でお話しています。

ですから、お客様は最終的には、見学会や勉強会でお話しした通りに動きだしてくれます。

このように最近の建築業は販売戦略を行っています。

もちろん、生産力も向上し、コストダウンも行っています。

コストダウンで大切なのは、最初の打ち合わせをしっかりと行うことです。

結局追加工事やダメ工事の為に、利益をそがれてしまっては、下請けとの単価交渉以前の問題になってしまいます。

ですから、建築業は打ち合わせに時間をかけています。

建築業を見ていると、最初の営業段階や打ち合わせ段階で、沢山時間を使う。

生産段階では、工期通りに施工し、コストダウンを図る。

年間棟数目標を定め、経営資産を効率的に分配している。

このような事が、確立されてきているようです。

不動産業も見習うべきところがたくさんあると思いますし、50組み集まる見学会を開催することも可能だと思います。

評判のいい建築業をのぞいてみては、いかがでしょうか。