不動産仲介業の役割は大きい!? 【不動産マーケティング】

不動産仲介業は商売にならなくなるのではないか?

こんな話は数年前から起こっており、不安視されている業者様も多い事と思います。

端的に言うと、今のままでは不要な存在になる。 と私は思います。

では、変わる事ができれば繁栄する事ができるのか?

私は上記答えは、『Yes』 だと思います。

物件情報量が売り物の不動産仲介業の存在価値はインターネット普及によって崩壊しています。

お客様が欲しい物件情報に関しては100%お客様のほうが知っています。

だって自分が欲しい物件を探しているのですから。

しかし、不動産の客観的価値や潜在的価値を人生に一度のみ詳しく調べた人に評価できるのかと言えばそれは微妙です。

実際購入するときには、不安もありますし、誰かに後押ししてもらいたいと思う事もあるでしょう。

仲介業者様がこれから山ほど、建築を学び、都市計画を学び、ファイナンシャルプランを学び、法律を学び、地域に深くコミットしていけば、いま以上に仲介業のステータスは向上すると思います。

これらを否定したら今後の仲介業の未来は暗いものになります。

『属性の悪い客ばっかりだ』 なんて話をよく聞きますが、『属性の良い客』に選ばれる業者にならなければなりません。

その為には、知識を蓄え、情報発信を絶え間なく行い、サービス精神を鍛えなくてはなりません。

インターネットが発達し、物流が変化し、メーカー直販で無いと商品は売れないのでは? なんて騒がれましたが、小売店は生き残っています。

なぜか・・・

商品を買う選択もさることながら、『どこのだれから買うか』 これが商売の根底にあるからです。

人の生活を豊かにしてくれるのは、人だという事を無意識に理解しているからだと思います。

不動産は100円のボールペン買うのと訳が違います。

不動産営業マンが生涯に500棟の物件を販売したとしたら、500世帯のかけがえのない人たちになるかどうかということだと思います。

私が一戸建て住宅を買う時も、そんな人から買いたいです。

その立場が、売主であろうが、仲介業者であろうが、関係無いのです。

そこまで、惚れられる、信頼できる仲介業者から買いたいです。

そんな仲介業者を目指していけば、仲介業者の役割は、いま以上に大きなものになると思います。

雑音にとらわれず、信じた道を地道に歩んでいきましょう。


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