今回不動産セミナーではなく、リフォーム会社向けのセミナーに参加してみました。
これは今後私が不動産業界にご提供できるであろうデジコムのソリューションを多方面から見ることでさらに新しい不動産ソリューションを開発できると期待し参加しています。
2回にわたり参加したセミナーの感想としては、セミナーの進行の仕方のうまさを痛感しました。
この話は、デジコムにとって有益な話ですので、これ以上語りませんが、素晴らしいセミナーでした。
今後の建築に関する方向としては、現存する建物をいかに価値を落とさないようにするか。
建物を償却資産として考えるのではなく、資産価値を持続する、または上げることが望ましいという内容でした。
そして、今後大型で、高額なリフォーム需要が伸びるであろうということです。
新建築基準法の事も考えますと、今後新築需要がさらに厳しくなってくる気配です。
しかも、ハウスメーカーばかりか、中小の建築業者までもが、低価格住宅が次々と商品化され、建売の最大のメリットである価格が、メリットでなくなる可能性があると私は考えています。
建築業界も様々な生産性向上を図っています。
その中で不動産業界が、建築条件付きの新築住宅を販売するためには、建築業者に匹敵する、商品開発が重要なように思います。
更地は売りずらい・・・完成現場は売りやすい・・・
そんなことよりもっと必要なノウハウが、不動産業界にも必須であると感じました。
また中古物件のリモデリング(大型のリフォーム)も今後注目すべき分野と考えさせられました。
土地は、更地渡しが一番!!
という考え方を少し方向転換すると、また新たなビジネスが広がっているようにもおもいます。
リフォームというと、一括キャッシュでの支払。みたいなイメージがありますが、それも解決策はあるようです。
どうしても大型リフォームともなるとお客様の予算オーバーで、結局中途半端にリフォームするか、そもそも破談になる事が多いですが、お客様のファイナンシャルプランを行い、資金計画を綿密に行うことにより、大型リフォーム分の資金調達が可能になるようです。
資金計画をアウトソーシングできる会社があります。
ここは、皆さん一番苦慮するところでしょうから、いっそのこと外部の会社に任せる。というのも今後面白いかもしれませんね。
スタイルオブ東京 http://www.styleoftokyo.jp
ご参考までにご紹介しておきます。
なにしろ、建築やリフォーム業界の動きも今後注意深く見ることが必要だと思いました。