なんだか日々仕事をしていると、ひらめいちゃう瞬間がある。
おっ! これいけるんじゃん!!
ってな感じで。
そしてやってみる。
けどほとんどのことはうまくいかない。
たとえうまくいっても最初のうちだけだったりする。
これは、アイデアを仕組にするまで考えずに実行した結果であろう。
アイデアが浮かぶこと自体はとても良いことだとは思う。
しかし、そのアイデアが仕組みになるかどうかがとても重要。
アイデアだけで、最初うまくいくのは、考案した人の実行するテンションが高い間である。
やればやるほど小さな問題がどんどん出てくる。
それをモグラたたきのごとくつぶしていくのだが、仕組みがないから簡単な問題でも時間がかかる。簡単な問題であることを認識していればしているほど、その低い壁を越えられないジレンマでやる気をそがれていく。
そして結局辞めてしまう。
アイデア先行で、走ったビジネスモデルは大体こうなるのは、私もたくさん経験した。
仕組みを作るときに大切な要因を考えてみた。
1.成果
その仕組みによってどんな価値が生まれ誰が喜ぶのか
2.人員
誰が何の仕事をすれば商品が完成するか
3.時間
誰がどのくらいの時間をかけけば商品が完成するか
4.スキル
特別な技術者以外が作業しても品質にムラが出ないようになるか
5.量産
たくさんつくるために1~4までを実現するリソースを準備できるか
上記が仕組みを構成する要因だと私は考えました。
アイデアを思い付いたときに、実行に移す前に今一度考えてみて、まずは仕組みを構築できるか。構築した結果、思い通りの利益が生まれるか。
それをかなり甘い評価で考えてみて、仕組みで回りそうなら実践するということが良いように思います。
PS.
甘い評価といったのは、厳しい評価をしたらほとんどのことがチャレンジできなくなりそうなので・・・。