ホームページを開設されている方は、自分でもアクセス解析データを見てくださいね。
アクセス解析のデータを見ていれば、何となく会社の方向性とユーザーの方向性が読めてきますし、自社のサイトが世間に受け入れられているかどうかが解ってきます。
アクセス数の推移も大変重要ですが、どこからやってきた訪問者が多かったのか?
どんなキーワードのアクセスが多かったか?
どのページが良く読まれたのか?
これらは、今後の戦略に重要な手がかりになったりします。
例えばホームズに毎月それなりの費用をかけて物件を掲載しているにも関わらず、ホームズから実際自社ホームページに誘導できているのは、25セッションだった。と言う結果などが解ります。その数値がもし少ないと判断すれば、ホームズへの掲載方法を改善しようと言う事になります。
また、外部のブログリンクから訪問者が多くなってきたとすると、自社のホームページに興味を持っていただけている、またはその情報が為になったと思ってリンクを貼ってくれた人がいるという事が解ります。為になる情報でなければ誰もブログにリンクしようなんて思いませんから、外部のブログにリンクを貼られるという事はとても良い記事が上がっているという傾向も読めます。
キーワードもいろいろな事が解ります。
たとえば、自社の分譲商品名として 『〇〇シリーズ』 などの分譲名があり、各種媒体でPRをしていたとすると、そのキーワードをダイレクトに入力して検索しているユニークユーザーが月間100ユーザーいたとしたら、それだけ地域に知れ渡ってきたという指標にもなります。
また、最近のユーザーが入力するキーワードがどれだけニッチワードで検索しているかなどの事も見えていきます。そうすると、次に物件を更新したりブログを書いたりする際に、どのような事を語ればよいのかと言う事も解ってきます。
ページに関してもどの物件のページが一番訪問者が多かったのか?
どのブログページが一番訪問者が多かったのか?
そういった事が読み取れます。
意外とアクセス解析の数値は、現実を反映していて、たとえば10人いる営業マンのうち1人だけ突出したアクセスを稼ぎだしている結果を見て、実際に店舗に行ってその営業マンの方にお会いすると、営業成績が良かったりします。
ある程度のアクセスがないと、分析も偏った情報になってしまいますが、少ないアクセスでも多少の傾向は何となく見えます。
せっかくホームページを持っているのであれば、皆さんもアクセス解析の情報をしっかり分析してみてください。
たぶん相当いろんな発見があると思います。