先日とある社長に、昔は朝一で物件を見に行って、それからお客様対応などの仕事をしたもんだ!
というお話をお聞きしました。
私はその社長の言葉にめっぽう共感しました。
私は異業種から不動産業を見ていますが、不動産営業マンが行う2大要素と言えば、
1.物件を見ること
2.お客様に会うこと
上記2点と思います。
上記2点をどちらもやらずに商売にはならないと感じますが、物件を見に行っていない、お客様とも会っていない・・・。じゃあ何やってたの?
という営業マンもちらほら見かけます。
不動産業者様の店舗に行くと、社員の行動予定がホワイトボードに書いてあったりします。
【物見】って書いてあります。
たぶん見てきたんだと思います。
そして、見てきただけの人もたくさんいます。
せっかく見てきたのなら、何か情報として残さなければ本人だけが見てきて、いいとか、悪いとか感じているだけです。会社のためには一向になっていません。
おんなじ物件を何人もで見に行って、誰も何も残さなければ何のために見に行ったのかわかりません・・・。
営業マン5人の会社で、一人の営業マンが毎日1件物件を見てきただけでも20日間働いたら5人で100件の物件情報が集まります。
100件ってすごいですよね。
5人の営業マンが毎日1件物件見るだけで。
それをブログにでも書いていったらとんでもないサイトになりますね。
会社のオフィシャルサイトには、パートさんとかがその営業マンの書いたブログと売主からもらった販売図面を参照して、十分掲載できますね。写真もブログに乗っけていればコピペで済みますしね。
そんなサイトからはお客様も増えるのではないでしょうか。
景気が悪い時こそ基本に立ち返ること。
昔の営業マンがかたくなにやってきた事は、まんざら古びてもいないようです。