検索順位1位だけを目指すことの無意味さ

半年ほど前に、一般的なユーザーがどのように検索しているのかを知るため、そこから当社が作ったホームページの改善点の洗い出し等を行うため、知り合いに検索から物件検索、問合せに至るまでの操作をやってもらいました。

いわゆる行動分析です。
いろいろ発見はありましたが、1点、検索のところで面白い行動傾向がありましたのご紹介します。

ちなみにその知り合い(被験者)のパソコン利用率は、会社ではWordやExcelを普通に使えるしインターネットも普通に出来るが家ではほとんどパソコンを使わない、という一般的なサラリーマンクラスです。


まず、その被験者に1つだけ要件を伝えます。
「新小岩に引っ越しすることになったので、賃貸物件を探している」
そして、Googleの検索画面からスタートします。


被験者がいくつかキーワードを打って検索。

何度かキーワードを入れ替えて検索した後、ある検索結果の第1位を即座にクリック。

でも、ざっと見たらすぐ「戻る」ボタンクリック。

そして次に、じっくりとページ全体を眺めてから、第4位をクリック。



思わずここで質問しました。

「ちょっとまって!なぜ2位をクリックしなかったの?」

その答えに爆笑しました。









「だって1位クリックして失敗したから。次は失敗したくないじゃん」




なんと、第1位に出てきていたサイトが原因で2~3位をスキップしたようなのです。

第1位が期待値を下回ったことが、被験者に「慎重に選ぼう」という意識を芽生えさせ、下位さらには次ページまで調べさせる原動力にさせていたようです。

以前にクリック率についていろいろ調べていた際、
1位以外は、上位よりも下位の方がクリック率が比較的高い場合がある

という傾向が見つかって、なんとなく疑問を感じていました。
それが第1位のせいだったということに気づいて、爆笑してしまいました。

その1位になった会社さんがSEOにお金をかけていたかどうかは全く不明ですが、もしコストが発生していたとすると「1位になった」以外の効果はなかったようです。


確かに上位に上がればクリック数は上がります。
但し、クリック数が増えただけ。
さらに言えば、ブログやSNSが台頭してるいまどき、お金で買った数少ないキーワードで来訪している人はおそらく全体の数パーセントでしょう。
戦略的に商標的に重要キーワードとして購入しているのなら集客以外の目的も含まれますのでありだと思います。
でも集客を目的としてるのであれば、 SEO よりもむしろ PPC に費用をかけた方が効果が高いような気がします。

いずれにせよ、きちんと、そのサイトへの来訪者がどのキーワードで来ているのか等、きちんとアクセス解析することをお勧めします。

あとは、やはり内容が重要ということですね。順位問わず。
良質なコンテンツなら、自然と上位表示されますから。

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